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2024/06/30(Sun)05:44
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2008/01/04(Fri)23:33

『今日からスタート、その挨拶④』



 ハッキリ言って、門前寺クンはボクに恋心を抱いていた。それは痛いくらいに分かっていたんだ。
 彼女はとっても恥ずかしGirlyだから、うまく言葉には出来ずにいたみたいだけれど、しかし態度の方にはハッキリと表れてしまっていたよ。
 フフ……困った事に、明らかに誘っているような時もあった。そういう時の門前寺クンは、もはや委員長と言うより、「い、淫獣ッ!?」といった所だったね。

 思えば、毎日のように口汚い言葉で罵られたり、
 中学剣道ではTABOOとされているハズの突きを生身に決められたり、
 アロマテラピーの名の下、掃除用ロッカーに閉じ込められてコレを炊かれたり、
 挙句の果てには花火の三号玉を打ち込まれたりもしたけれど、
 すべてはボクに振り向いてほしいが為の行動だったのだろうね。好きな男の子に、何となくいぢわるしてしまうその気持ち、フェミニストのボクとて分からなくはないよ。
 フフ……自分で言うのも何だけど、愛されていたんだなあ。

 まあ彼女とて、その一途な恋心を素直に見せてくれる事も、まったく無い訳ではなかったけれどね。
 例えば生徒会室に居る時なんかは、他の役員達など視界にも入れず、ボク一人だけに甲斐甲斐しくお茶を淹れてくれたんだ。パッと見は毒々しいディープなパープル色をした、ほろ苦くて、やや香りの強い珍しいお茶だったっけ。ああ、是非ともまた飲んでみたいナ。
 ところで不思議な事に、生徒会を引退してあれを口にしなくなってからというもの、なぜか体調の方が頗る良くなったのだけれど……、これは一体どういう事なの?

 それはさておき、今回せっかくこうしてウェブログを再開させたわけだし、この機に乗じてボクは、先述した門前寺クンのパックリポートレイトを無料で配布しようと考えているんだ。
 何せあのスキャンティは、もはやちょっとした事件だからね。

『報道キャメラマン鴛鶯鸚哥丸 秀生まれはアメリカだけどね。(JAPAN)』

としての手腕を、世界に知らしめる良い機会だと思わないかい?

 無論、彼女が何かの気まぐれで、このウェブログを見てしまう可能性は大いにある。門前寺クンは、意外と恥ずかしがりんぼうだから、このイベントを知ったら、きっと建前上は配布中止を求めてくる事だろう。
 まぁ……、ボトムマウスの方は? フフ……推して測るべしだけれどね。
 だがこの問題も、例えば配布を暗号付きの圧縮ファイルで行うようにでもすればノープログレス!
 キーボードが『かな入力』になってしまっただけで、

「調子が悪い」


と言いながら、パソコンに空手Chopを幾度も浴びせた程の門前寺クンには、決して気付かれる事はないだろう。

 そうだ。フフ……とても良い事を思いついてしまったよ。ひとつこんな目標を掲げさせていただこう。
 広大なWWWの片隅で、ひなげしの花の様にひっそりと咲くこのウェブログ。元より外部から人を呼び込もう等とは思っていないのだけれど、いつの日かカウンターが“3510hit” したならば…………、
 そう! カウンターが、

『3(見て)(この)(いやらしい)(私のスキャンティ)

 を表示する瞬間が到来したならば、その際には祝砲として、門前寺クンのOKSC(おきゃんてぃなスキャンティ)を、晴れて全世界に向けて解禁しようじゃないか。

 まあ、その程度のヒット数なら、たった一日で軽々と稼いでしまうサイトも多くある事だし、アニバーサリーを気取るには、いささか盛り上がりに欠ける数字に思えてしまうかもしれない。
 けれど、ややもすればそのまま忘却の彼方に飲み込まれていたような、云わばT&Cボンバー的な存在なのだからね。もし、これが本当に達成できたならば勲章物さ。
 とりあえずボクは、一日あたり10人の来訪を理想としてこのウェブログを育てていこうと思っている。順調に行けば一年ほどで、目標である3510hitが達成出来る計算さ。と言うわけで、その日を心待ちにしながら、とっておきのパックリポートレイトを厳選しておくとするよ。

 フフ……だが、お恥ずかしNAGARA、このボク鴛鶯鸚哥丸 秀は、ちょっぴり気の方が多いものでね。一年間もモチベーションを保ち、このウェブログを頻繁に更新し続けていけるのか確約ができないけれど、まあ、そこの所はぜひとも温かい瞳で見守っていてくれたまえ。



☆☆☆業務連絡☆☆☆
 人頭石クン、涼郎クン、夏雷クンに七夕恵クン、渚嬢にシスター地上絵、それから山田クン、有馬クン、そして我が愚弟である優よ、毎日のアクセスをよろしく頼む。そこにボクを加えればちょうど十人。ただ一人欠けても目標は達成できないのだから、誇り高き鴛鶯鸚哥丸 秀クルーとしての自覚を忘れず、各自責任と信念を持ってきちんとアクセスしてくれたまえ。もし一日でもアクセスし忘れたら…………フフ。
 学校にキミの名前で、卑猥な形の巨大モニュメントを寄贈するけど、いいよね?





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2008/01/03(Thu)20:08

『今日からスタート、その挨拶③』



 数百日間も放置しておいて、まったく勝手なものだと自分でも思うのだけれど、ボク鴛鶯鸚哥丸 秀は、これからしばらくの間、このウェブログを定期的に更新していく事に決めた。
 ボクをそう奮起せしめた、その最たる所以。それは、門前寺クンのプロフィールページに掲載されている、セーラー服を纏った彼女のスナップ写真に他ならない。

 気嵩に満ちたいつもの表情。 まだ短い髪。 13歳の門前寺クン。
 やや古い、西校舎の屋上で。 風が、少し吹いていた。
 陽は一番高い所を過ぎて、それから、二人は喉が渇いていたんだな。
 この時のお互いの台詞をちゃんと覚えている。 今でも、ちゃんと再生する事ができるよ。
 まったく信じられないね、こんな光景が日常なんてさ。
 ボク等は……いや、ボクは中学生だったんだ。


 一昨年の夏休みの事だ。ボクは、前述した門前寺クンのスケールの大きな発言(インターネットを作ってください)を受けて、なんとか見よう見まねでこのウェブログを作り上げた。
 けれどもその作業は、あくまで門前寺クンの監視下にて行ったものでね。出来上がったウェブログは、画像も文字装飾もいっさい無く、 『え、これ書院で作ったの?』 と言われても仕方の無い様な、非常に地味で冒険心の欠如した代物だったんだ。

 ああ、何という悲劇! この鴛鶯鸚哥丸 秀が関わる以上、美しさと華やかさを排除する事は法律で禁止されている、もしくは貴女の健康に重大な被害をもたらすおそれがあるというのに!!
 危機感を抱いたボクは、巧みな話術と詭弁を駆使して門前寺クンの説得にあたった。そしてその結果、彼女のポートレートを学校内で撮影し、このウェブログ上に掲載する許可を得る事に成功したのさ。

 そのポートレートを撮影した時の事は、今でも鮮明に思い出す事ができるよ。フフ……夏休みも終わりに近付いた、とある晴れた日の午後だったね。
 撮影場所である西校舎の屋上に出ると、雲の峰も美しい真夏の空がどこまでも広がっていた。
 その鮮やかな陽光の中で、まだ幼さの残る彼女のセーラー服姿をファインダーに収めてゆくボク。
 二人だけの撮影会はバイオレンスもそれ程無く、思ったより順調に進んでいった。門前寺クンは、『写真なんて一枚二枚撮れば十分じゃないですか』と呆れていたけれど、小四笑止ッ!!
 このボク、鴛鶯鸚哥丸 秀のキャメラマン魂は、一切の妥協を是としないのだ。

 そうして、『顔をしかめる門前寺クン』、『不機嫌な門前寺クン』、『イラつく門前寺クン』、
『怒る門前寺クン』、『キレる門前寺クン』、『激昂する門前寺クン』、『ボクを口汚く罵倒する門前寺クン』
と、彼女の織り成す、バラエティ豊かな表情をその場の空気ごと切り取ってゆく。
 そこでボクが繰り広げたのは、まさにプロの仕事術と言って差し支えの無いものだった。

 だが夏空の下という事もあり、撮影会も三十分程が過ぎると、さすがにボクも門前寺クンも疲れを感じ始めてくる。個人的には、『そろそろ以外の写真が撮りたいな……』と、思い始めていた………………その時だった!
 なんと言うことか、突然強い南風が吹き荒れ始め、門前寺クンのおきゃんてぃなスキャンティが、パックリと大胆にお披露目されてしまったんだッ!!

 予想外のハプニングに、もちろんボクは大興奮! だって普段の彼女ならば、生徒会関係の活動時には、スカートの下に必ずジャージを身に付けている筈なんだ。たとえハイキックかかと落としを繰り出しても、女の子の大切なものを見られないようにする為にね。
 だが、この日は写真を撮るだけですぐに解散する予定だったから履いてこなかったのだろう。
 これは気の緩んでいた門前寺クンの、完全なる過失である。

 止まる気配を一向に見せぬ暴れんBOYな南風は、門前寺クンの無防備な下半身を容赦なく嬲る嬲る!
 不可抗力なのは分かるが、こうしてボクの網膜にO・S (おきゃんてぃなスキャンティ)を強引にインストールしてきながらも、『み、見ないでくださいぃッ!』などと喚くその姿は、まさしくHENTAI!!
 それでも何とか風に抗おうと、顔を真っ赤にしながら必死にスカートを押さえる門前寺クンだったが、前を押さえれば後ろがパックリ、後ろを押さえれば今度は前がパックリ。
 押さえても押さえても、パックリのENDLESS! 止まらぬパックリ永久機関!
 これぞ正に、『パックリだ一番! 門前寺クン祭り』じゃいッ!! 

 あ、そーれ! 踊るパックリ見るパックリ、同じパックリなら撮らなきゃ損ン損ンっ!!
 なんとボクは完全なる無意識の内に、デジタルカメラのシャッターを連打していた。
 フフ……、我に返った時には、人差し指の指紋がほぼ無かったっけね。
 あの時、ボクはきっとに近い何かになっていたのさ。

 だが、世に発表していたならば、『LIFE』『ニューヨークタイムズ』『熱写ボーイ』という三大雑誌の表紙を間違い無く飾っていたであろうこのフォトグラフ。残念ながら門前寺軍曹の見守る中、そのデータを完全に消去させられてしまったんだ。期待した諸君、本当にすまない…………。





 な☆ん☆て☆ね。
 この時のデータなんだが…………、実はまだ持ってるっ!

 これが鴛鶯鸚哥丸マジックだッ!!

 フフ……、勘違いしないでくれたまえ。実のところは、彼女だってやぶさかじゃないのさ。
 いいや! むしろ門前寺クンにしてみれば、あれは正に『計画通り』といった所なのだろうね。
 でなければ………、

 そう! でなければ、あんなにもおきゃんてぃなスキャンティを装着してくる理由が見つからないんだッ!!

 ボクに見せたかったんだよね!?

 見せつけたかったンだよね!?

 召し上がって欲しかったンだよねッ!?



盛りのついたメス犬かよ!








 …………ハッ!?  し、失礼……、少し熱くなってしまったかな?
 しかしながら、ボクの見立てに狂いは無いよ。普段はお堅いフリをしているけれど、いざ一皮剥いてしまえば、きっと露出願望噴き出しまくりの見せたガールに違いないもの。
 えっ、どうしてそんな事が分かるのかって? フフ……、ご存じないのかな。 
 乙女心という複雑怪奇な方程式を、片っ端から解き明かす現代のユークリッド……それがこのボク、鴛鶯鸚哥丸 秀なのさ。



(④へ続く)








このウェブログへのリンクが自由かだって?
フフ……、だが一体、自由とは何だか、キミ考えた事はあるかい?
おおリバティー、アビスの深淵にも、エデンの果てにも、ボクにはそれを知る事はできない。
しかしながら、この身が薔薇の茨に巻かれようとも、また月の光に蝕まれようとも、
彼の人の存在こそあれば、ボクの心はいつでも自由に羽ばたけるのさ。
I'm dancing is yourself won't be freedom
I'm dancing is yourself won't be freedom
I'm dancing is yourself won't be freedom

ボクこそが自由、ボクこそがリバティー、ボクこそがフリーダム。
フフ……そんなわけで、リンクは「FREE」さ。


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